ユタコーチのサッカー日記

ユベントス好きなユース年代のサッカー指導者のブログです。

周りに気を配る

こんにちは、ユタコーチです。

 

久しぶりに練習を見る事が出来ました(^-^)

 

練習を見てて感じたことは、うちの選手たち、自分と目の前にいるもう一人の事しか考えられてないなぁ。と…

 

簡単に言うと2人称でしか物事を捉えられていないから、サッカー中に全くもって全体を見たりがする事があまりにも出来ないのである。

 

練習でも試合でも、僕たちが提示する約束事やプレー指針には忠実に再現しようとしますが、言われたことをするしか頭になく、似たようなシチュエーションであると、自分の判断なしに同じプレーを選択してしまうのです。

 

以前の練習時にこんなことがありました。

6vs6のトレーニングをしているときに青ビブスを着ているチームの方が一人足りずにそのセッションを5vs6で行っていたのです。コーチが指摘をするまで中の選手たちも、レストの選手たちも気づかずに練習が行われていました。

練習自体は選手たち皆、一生懸命やっているんですが、変に真面目で自分以外の事や物に注意を向けることが出来ないのです。

 

僕も考えている中で思ったのは、一生懸命になり過ぎて2人称以上を見る、すなわち周りを見る事が出来ないんじゃないかという事。

 

今年のチームは問題児の様なやんちゃな選手はいなく、チームとしてのまとまりも申し分ないのですが、悪く言えば個性が弱く長いものに巻かれろ体質な選手が多いです。だからこそチームとして一枚岩になり良い所はみんなで共有し、ダメな所はみんなで指摘しあい改善していけるくらい仲良し集団ではなくて、勝ちに行く集団になってほしいです。その為には嫌われ役を買って出る選手の存在が必須ですし、その上でチームとして同じ方向を向いて戦えたら、最高なチームになると思います。

 

僕が学生時代の時に何かあると連帯責任で罰があったので、常に首を振って周りの状況を確認していました(笑)

今考えるととてつもなく不純な動機でしたね(笑)

 

ただ、どうなんでしょうかね~

もちろんこのご時世、暴言、暴力はもってのほか、罰なんかも選手側の捉え方によってはパワハラになってしまいますからね。。

 

ただ、僕思うんですけど、もちろんパワハラはダメですし、指導者として失格な行為ですが、選手たちはいずれ大人になり社会に出て働きだします。

そこで会社の規則や契約に反する事をすればクビになることもありますし、何か問題を起こせば減給や左遷もあります。

もっと大きい話をすれば国が定めた法に反する事をすれば、逮捕され、刑務所に入ることだってあるんです。

それとパワハラの線引きって意外と難しいんじゃないかと…

 

誰か未熟な私に教えてください~m(__)m

 

話が行ったり来たりしてしまいましたが、サッカーに限らず、周りを見てどういう状況かを考えて行動出来ることはとても大事なスキルだと思います。

試行錯誤しながら選手と共に成長していきたいと思います。